ここでは腰痛について、いくつかの種類と対処法をお伝えしていきたいと思います。
腰痛は、日本人の約80%の人が何らかのかたちで体験したことのある症状で、慢性的にお悩みの方がとても多い症状です。
腰痛ストレッチなどの対処法もたくさんありますが、本来は自分のからだを理解した上で一番適したストレッチをしていかなければ、なかなか効果は出てこないものです。
テレビや雑誌の腰痛体操は一般的なものを紹介しているため、悪いわけではありませんが、すべての人に適しているわけではありません。
あなたは、テレビや雑誌の体操で腰痛を悪化させたことはありませんか?
長時間同じ姿勢で作業をされることによる腰痛は、体の同じ部分に負担がかかることによっておこります。
負担のかかる場所や力の関係で、症状や痛みが全く違ってきますので、それに応じて対処法も違ってきます。
まず、立った状態で前屈をしてみて下さい。
前屈をする前から、痛みがある場合は該当しません。
前屈での腰の痛みは体の後ろの面にある筋肉などの軟部組織の影響か、もしくは椎間板等の腰の深い部分での症状が一般的です。
軟部組織の影響による腰痛は、仕事などの体に負担のかかる時間を短くして、ゆっくり休むと、痛みがなくなってしまうのが特徴です。
楽になってしまうので治ったと思っている方も多いのですが、骨格の方では徐々に同じ所に負担をかける動きを、さらに強めて行ってしまいます。
これは、人は痛みがあるときは姿勢に気を使うのですが、痛みがなくなると、また悪い姿勢をとってしまい歪みを大きくしているから起こってきます。
年齢にして25歳から35歳までで一番多い状態です。
こうなると、数ヶ月に一度の腰痛が徐々に頻度を増やし、さらに痛みも強くなっていきます。
日々の睡眠では筋肉の疲れを癒しきれず、慢性的な症状になってしまうものです。
あなたは我慢できなくなったら、整体に行こうとは思っていませんか?
骨格の変化は痛みのないところで進んでいます。